アニメを見て白鳥胡桃に敗北したオタクが、グルミクのエピを読み漁って更に狂いました
ごきげんよう。人より優れているのは負けを認めた後の転げ落ちるスピードだけ、気持ちの悪いオタクです。
D4DJにハマり早数週間、前回更新以降グルミクのエピソードを読み漁る日々。
無事白鳥胡桃への狂いが深まったので、感情を書き殴ります。
例によって、良さを伝えたい意図はナシ。私の主観で冷静に狂いを綴るだけです。
①パーソナリティのルーツ
私というオタクの特性として、「思考の軸に惹かれると半壊、そのルーツが開示されると崩壊」という過去ほじくり返したがり癖があります。(もっとも、キャラの人格を決定するほど大事にしている過去が気にならないオタクなんていないと思うのですが...)
味付けが気に入ったキャラに関しては当然「どういう人生を経てこの子はこういう味が付くに至ったんだろう?」と気になるワケです。
あったらいいなと思いつつ、そんな都合よく転がってるワケが...
あ り ま し た
白鳥胡桃キャラクターストーリー エピソードNo.2「胡桃のイタズラ日和」エピソードNo.3「イタズラの理由」です。本当にありがとうございます。
イタズラとの出会い、志す道筋、師匠から受け継がれた心得、その全てが今に繋がっています。
芯が通っていて素晴らしい。
白鳥胡桃の自由な発想、楽しさとびっくりを届けたいという思いのルーツとして100点のエピソードです。
私は「欲求(やりたいこと)」に忠実な人間が大好きです。そもそも、Lyrical Lilyというユニットそのものが全員「やりたいこと」に極限まで忠実であるが故に成立しているのでそこも素晴らしいのですが、その中でも白鳥胡桃は上記の画像のように「やりたいこと(楽しませる、びっくりさせる)」が具体的な「できること(演出、VJ)」にも直結しており、より一層の輝きを感じるのです。
桜田美夢も音楽ユニットとして欠かせないボーカルという立場で「やりたい」と「できる」の直結を果たしていますが(非常に素晴らしい)、「楽しさを共有したい」というユニットコンセプトの根幹には、幼少期から「楽しむこと、楽しませること」に没頭し、音楽に+αを提供できる白鳥胡桃の思想/取り組みが寄与している部分も大きいと感じます。
閑話休題。
イタズラを仕掛けても師匠には敵わないの可愛いね……
本当に人を騙すのに向いてなくて可愛いね……
白鳥胡桃のルーツとして、どこまでも良い家庭に産まれたなと感じます。仕事が忙しいお姉ちゃんから連絡が来たりと、家族仲も良好ですしね。
叔母という血縁関係者に楽しませることを教えてくれた師匠がいて、その叔母が家を訪ねて来ることがあるくらいには家族ぐるみで良好な関係を築けている=白鳥家には問題児扱いされるような子に育った原因となっている叔母を歓迎する土壌がある=問題児がのびのびと好き勝手育つ寛容な家庭 という推論が根拠なのですが……。実際にお姉ちゃんも胡桃のイタズラを咎めるどころか「仕事に活かす新しいアイデア」として取り込む描写もありましたし、自身の発想力を認められながら育ってきたことが伺えます。
のびのびと好きなことができ、それを認める土壌があり、そして前回のブログでも触れたように締めるところは締められる。愛ある絶妙な教育、素晴らしいです。
まあスマホ持ち込むだけで停学になるような学校でありながらおじいさまが持たせてくれる辺りからも自由な家庭環境が伺えますよね。
多大な影響を与えた師匠の存在、自由な発想や振る舞いを認め、肯定されながら育った家庭環境。リリリリのコンセプトの根幹を支える白鳥胡桃のルーツとして、そして私を狂わせる要素として本当に素晴らしい。負けです。
②波長の近似
「自分ならこう言う」「ここが気になってる」という痒いところを気持ちよく掻いてくれる存在を好きになるのは当然ですよね。
イタズラがバレて2時間正座の大説教後にこれ、素晴らしく図太いメンタルだと思います。
これは自分語りなんですが、私が尊敬する人間の1人である中学時代の部活顧問が、スマホ持ち込みがバレた私を説教する際に「そんなどうでもいいことでも立場がある以上怒らなきゃならん、バレないようにやってくれ」と言いました。中学生だった私は、「否定されなかった上に対策まで教えてくれた、そうだ。バレなきゃいいんだ」と感動したものです(その後もバレなかったとは言ってない)
よう言うた!それでこそ問題児や!と思わせる素晴らしい一コマでした。
好きなことでも指図という介入が入ると冷める、あると思います。冷めずに好きなことを好きであり続けられるのは白鳥胡桃を取り巻く環境に「好き」への介入がないからこそ。自由であってこそ白鳥胡桃だ。
あとは秘密の集いがバレて勘違いとはいえ退学騒ぎになっているときのこれ
そうだね。……ってなるかーーーーい
とは思いつつ、誰もが納得する理屈ではある。
自分から切り出せるメンタルもすごいというか、そもそも本人の口以外から出ちゃいけない言葉ですよね。上手い説明ができないんですが、同じ立場になった時に実際に言えたかは別として絶対に同じことを考えるなと。本人の口以外から出ちゃいけない言葉を本人が口にするというのは、痒いところを掻くのと似た感覚があるのかもしれない。
や、これは誰もが思ってたでしょ というところにド真ん中165km/hストレート。
リリリリファンはもうハッキリと言うべきなのですッッ 桜田は保護されているッッッ
この発言と竹下みいこの常軌を逸した精神性をキッカケに膠着状態にあった事態が好転し、私が求める「楽しむ集団」の解答(こたえ)に辿り着いたところ、ありますもんね。
自分の気持ち良い感覚の中で立ち回ってくれるキャラクター、安心して推せますよね。まあ私のスタンスとしては愛憎入れ混じってこそより""深淵""へと至れると思ってる感じはあるので、「ここが気に入らない」も積極的に見つけて、それすらも愛していきたい所存──
③エゴの発露とそのトリガーを引く関係性
一番しっかり発狂したの、これかもしれない。
↓当時のツイート↓
え、え?
言いましたよね、私。自分の欲求に忠実な人間が大好きだと。
結論、「楽しませる」ことに喜びを見出してた白鳥胡桃にとって「面白いものを見せるのは自分だけにして欲しい」というこの発言は「楽しみを独り占めしたい」というエゴに他なりません。エゴというのは根源的な欲求に基づくドデカ感情。ドデカ感情を臆面もなくぶつける様はもはや文学的な告白です。リリカルなリリィです。更に、本気のドデカ感情をぶつけるのは自分だけにして欲しいなんて言い出すんです。女が複数人いりゃ何でもかんでも百合だと叫ぶ養豚場の民には冷ややかな目を向けてきたものですが、これは言い逃れできません。
春日春奈と友達になろうとする第一歩も、白鳥胡桃の不器用なイタズラにありました。以降も胡桃がイタズラを仕掛けては春奈は最高のリアクションで楽しさを提供してくれる、もうこの上ない相手だった訳です。
周りの友達も、「喧嘩するほど仲が良い」が似合う女x女が大好きな私も笑顔にする、自分も周りも楽しくなる白鳥胡桃にとって最高の関係性。その中でも、最大の面白い瞬間と定義する春日春奈の本気の感情(何なら"楽しい"から最もかけ離れた泣いている瞬間すらも)を独占したいというエゴ、そしてそれを春日春奈が桜田美夢に対し反対意見を述べたことを悔いた直後(以前に自身が「肯定ばかりじゃなく間違ってると思ったら間違ってると言えるのが本当の友達」と説いており、1つ桜田と春日の仲が進展したと認識したであろうタイミング)でぶつけるのが、また……。
ここからこの項の最初の画像に繋がるのですが──
ヘルメットが吹っ飛ぶ豪快な空振り三振に終わるのも可愛いね……
私が発狂しているのは何も女x女が検知されたからではなく、白鳥胡桃が楽しみを独占したいというクソデカエゴイズムを発露し、その相手が最高に楽しいイタズラの対象だった春日春奈だったから、ということ。欲求に素直な女の最大限の欲求の表現に狂わされたのです。
おわりに
終わりなのは私だよ。
まだまだ私の知らない知らない白鳥胡桃の絶叫ポイントが眠ってるかも知れません。けどまあ粗方なぜこの女に狂い散らかしているのかはまとめられた気がします。
私は私の解釈の上で踊っている傀儡なので、「いやそうじゃねえんだよなあ」と思われるポイントも多々あったかもしれません。ごめんなさい。私が気付けなかった「白鳥胡桃のここがすごい!」があったら学んでいきたいなと思います。
殴り書きをここまで読んでいただきありがとうございました。次回更新にもご期待ください。
私は今後もこの女に叫ばされながら生きていきます。